MY BEST LURE 2025 - imaプロスタッフ編

年末恒例企画、一年で最も活躍してくれたベストルアーを選出する「MY BEST LURE」。今年もimaプロスタッフの4名に2025年のベストルアーを選んでいただきました!プロが選出したベルトルアーは?早速発表していきましょう。 

目次
imaプロスタッフが選ぶ「MY BEST LURE 2025」。
- 大野ゆうきプロ編
- 鈴木斉プロ編
- 濱本国彦プロ編
- 辺見哲也プロ編

 

 

 

大野プロ:水面直下系の弱いロールアクションメインのflute 138Fは霞ヶ浦水系のフィールドでめちゃくちゃハマったルアー。

絶妙なレンジと控えめなアクション、ちょうどいい巻きスピード感でサヨリについていたと思われるナイトゲームで劇的にハマり、朝まで止めない限り釣れ続くのではないかと思うほど状況にマッチしました。

風が強く波っ気のある状況でもある程度の飛距離が出せ、風に影響されないようロッドを下げて巻いてきても入り過ぎないレンジ感と弱いアクションがシーバスのバイトを誘発。それだけに留まらず、デイゲームでも同様のエリアで水面直下のただ巻きに連発。

流れもほとんどなく、そこまでベイトっ気もない状況下の日中に、なぜかただ巻きで連発する状態に違和感を持ちつつも今までにない経験をすることが出来ました。そんなflute 138Fが僕の今年のベストルアーです。

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鈴木プロ:僕の2025年のベストルアーはCHAPPY 160です。本当によく釣れました。

特に印象に強く残っているのは、今年10月の熊本での撮影のときのことです。この秋、熊本の河川のコノシロパターンはデイゲームで釣れていたんですけど、コノシロが群れている状況でもしっかりアピールできて集魚力のある大型のトップウォータープラグが有効でした。

CHAPPY 160は飛距離が出て、かつ160mmクラスでボリューム感のあるわりにスピニングタックルでもきちんとキャストができる。また、ジャバッジャバッと左右にドッグウォークさせて広範囲を探ったり、ベイトの群れが濃い場所では一箇所で細かくアクションさせることも。さらにはコトコトカタカタと複数のラトルサウンドでベイトの周りをピンポイントで探ったり、いろいろな使い方ができます。

コノシロパターンにおいて重要な「音」と、CHAPPY 160のボリュームがありながらフラットサイドな形状は「波動」を兼ね備えていて、ベイトの群れに存在感を消されないアピール力の高いアクションとサウンドで魚を水面まで誘い出すことができるんですよね。

実際その撮影の日も、下げ潮のタイミングでコノシロの群れが流れてきて、たまにボイルが起きている、そんな状況で数千匹いるようなコノシロの群れのなかから、アピール力の高いCHAPPY 160の「音」と「波動」でシーバスを寄せてきて何匹もトップに出すことができました。日中のトップは、まずゲーム性が非常に高くてキャストしてても楽しいし、ミノーやバイブレーションなどのレンジの入るルアーに反応しにくいときも多いので、コノシロが絡むエリアには必ず1本は持って行ってキャストしたいルアーです。

そんなCHAPPY 160を今年のベストルアーに選びました。

秋から冬にかけてのコノシロやサッパ、イナッコなどの大型ベイトパターンに、このトッププラグは切り札になるのでみなさんもぜひ使ってみてください。

 

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濱本プロ:僕が選ぶimaベストルアーは、今年の年明け早々に高知でのロケで活躍してくれたkoume 80 heavyですね。

ウェイトの軽いバイブレーションは他社でも多種あると思いますが、ウェイトが重くてしかも安定的に使える派手すぎないアクションのkoumeシリーズは本当に使いやすく、季節問わずこれまでも多岐に渡り活躍してもらってきました。

特に1月の高知ロケでは、ここ一番の場面でランカーをひっぱり出してくれ、koumeの強さを魅せられたのではないかと思います。この時はハゼパターンといわれるもので、とにかく「ボトムコンタクト」と「砂煙り」といったヘビーバイブレーションだから攻略できたメソッドでもありますね。

また、春の高知のような水深があり、なおかつ流れの速いポイントでのボトムコンタクトからのリフト&フォールでボトムべったりのシーバスにコンタクトをとるゲームには、このkoumeシリーズのheaveyモデルは必須アイテムです!

 

 

 

 

辺見プロ:今年の私のベストルアーはリニューアルしたiBORN 98F shallowです。

正直、前のモデルもすごいよかったのでモデルチェンジを躊躇っていました。そんななかでも、旧モデルではシャロー性能の高さの代償に犠牲にしたものもあるんですよね。

ご覧のとおり、iBORNは空力性能を上げるためリップを小さくしていますが、シャロー性能においてはその小ささゆえに初動の水噛みが悪いところが課題で。そこをMRDを搭載したことで遠投性能をキープしたまま、立ち上がりをよくすることができました。またもうひとつの課題であった速度域も非常に幅が広がって、スローでも早巻きでもさらに性能を発揮させられるようになったんです。

簡単にいってしまえば“基本性能がアップした”ということなんですが、それってものすごく大変なことで。速度域を広げる、立ち上がりをよくするというのは、ルアーの性能としては非常に重要なファクターなんです。今回のモデルチェンジでは、それ以上にルアーとして完成度がとても上がった印象ですね。

リリース前の最終テストではシビアな状況でしたが、プレッシャーのかかった魚を確実にバイトに持ち込める感じがありました。さらに心強い相棒として生まれ変わったiBORN 98F shallowをぜひ使ってみてください。


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プロのアングラーが選ぶ「MY BEST LURE 2025」はいかがでしたか?
それぞれのフィールドやシチュエーションで活躍してくれたベストルアー、2026年はぜひ気になったルアーをプロスタッフのエピソードを参考に使用してみてくださいね!

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