somari 90のマニュアル「somaNUAL」安田ヒロキ×神奈川・多摩川編

この春imaから発売となった新しいシャローの一手「somari 90」。そんなsomari 90を正しく使いこなしてもらうために、imaチャンネルと連動して「ソマリのマニュアル・somaNUAL」を緊急企画!発売直後の第2弾となる今回は、imaの若手アングラー・安田ヒロキ氏が登場。IMAGではimaチャンネルにて公開となった動画に合わせて、実釣を解説。さらに、多摩川での実釣でポイントとなった明暗部攻略のドリフト釣法にクローズアップ!somari 90だからこそ攻略可能なワケとは?

今回公開となった動画がこちら。

【somariの使い方を徹底解説!】somaNUAL(ソマニュアル) 安田ヒロキ 編

多摩川で75cmのシーバスをキャッチ!

まずは、実釣日の状況やポイント、その日の狙い方などを解説していただこう。

実釣当日は大潮の下げ。満潮が夕マズメ前だったので明暗が効き始める常用薄明の時間からエントリーとなった。
まず、このポイントを選んだ理由とこのポイントについて教えてください。

安田:普段からよくやるポイントでsomari 90を使った釣りを展開するところを撮りたく、通い慣れたポイントへ向かいました。

このポイントのこの時期のベイトはハク(ボラの幼魚)と稚鮎もチラホラ。良い状況の時はそのベイトを狙いシーバスがボイルする事もあるため、このポイントをセレクトしました。

では、このポイントの特徴と狙い方を教えていただけますか?

安田:左から右へと川の流れが走り、風も同じ向きに同調している状況でした。
橋が二本並行して架かるポイントで複数の明暗ができるので、その明暗を1つずつチェックしていきます。上流側の明暗で反応が出なかったら下流側の明暗を狙っていきます。
また、ここはブイ代わりにペットボトルが結ばれたロープが水中に沈み、ペットボトルが浮いている難しいポイントです。そこへルアーを流し込んでいくのですが、狙える範囲はとても狭く、ただ直線的にトレースしてくるだけではバイトが出にくい…。

このポイントは、橋脚の先端から分かれるヨレ・明暗の境目・橋脚、という3つの要素が複合的に合わさる一級ポイントだ。

では、そのような状況下でどのように攻略していくのでしょう?

安田:ルアーの頭を上流側か下流側に向けて流すことがキモとなります。
今回は風がある事も優位な条件。その風にラインを乗せるように空中で弧を描き、風にラインを引っ張らせる。これによりルアーは下流側を向きながら僅かな力で引っ張られる。
これをするためには着水後にラインを直線的に張るのではなく、着水後からキャストの時に出たラインスラッグをそのままコントロールしたい。しかし、他の重心移動のルアーだと着水後にラインを張りルアーに水を噛ませ、ウェイトを戻す動作をしなくてはなりません。

そこでsomari 90の出番というわけですね。

安田:はい、somari 90はルアーに僅かでもテンションが掛かればマグネット重心移動が定位置に戻りアクションを始めます。スローリトリーブを想定されたsomari 90はウインドドリフトのようなテンションが掛かりづらい釣り方でもアクションをする。somari 90は“アクションさせないように巻くのは無理なのでは?”というくらいスローでも滑らかな動きでアクションをしてくれるんです。

somari 90のスイム動画はこちら

今回の実釣でsomari 90を使い見事ドリフト釣法で明暗部を攻略した安田さん。

明暗部攻略に欠かせないドリフト釣法

今回のポイントとなった河川の明暗部での釣りについて詳しく教えていただけますか?

安田:明暗部の釣りというのは、橋脚があり、河川に掛かっている橋から明かりが灯り明暗部が出来、そんな明暗部を狙った釣りは全国どこでも通用すると思うんです。ナイトゲームでは非常に狙いやすいポイントで。

明るいところにプランクトンが集まっていて、それを食べに小魚(ベイト)が寄ってくる、そこにシーバスが捕食しにくる。イメージとしては上流から弱ったベイトが流されてきて、それを下流側(暗部)からシーバスが上流側(明部)を向いて待っている。そして、流されてきた弱ったベイトを捕食する。
これが明暗部の釣りで、それを狙ったのがドリフト釣法になります。

ではそのドリフト釣法が明暗部攻略にハマる理由は?

魚の習性として、魚は流れて来る方向に頭を向けています。明暗の境目でも魚は流れの上流に頭を向けてステイしていて、そこに居るのは流速に負けて流れてくるベイトを捕食するため。ということは、ルアーは上流から下流へと流されるようにトレースするのが自然な動きなはずです。
ドリフトは流れにルアーを乗せて明暗の境目へとルアーを送り込む自然界の動きに近づけるための釣り。あとはラインスラッグが自然と出やすい釣り方なので魚がバイトした時にルアーが口の中に入りやすいんです。

ルアーを使用した明暗のシーバスの釣りだと、ベイトが明るい部分から暗い部分に入ることを真似しているので、明部にキャストし暗部に入れていきます。

ドリフトの釣りというのは、ルアーを泳がせすぎずスローに巻いて流し込んでいくのが基本となります。
somari 90はスローリトリーブでもちゃんと泳いでくれるルアー。だからこそこのドリフトの釣りにもってこいなんです。

ちなみに、動画中ではラインについても話されていましたが、何かポイントがあるのでしょうか?

ラインはルアーに近いところで水面につけるようにしています。
自分に近い位置でラインが水面についていると、流れにラインが持っていかれてルアーがこちらを向いてしまうので。

ラインはなるべく空中で操作し、ラインが水面に浮いている位置をなるべくルアー側にしていて、もちろんラインを水面につけてドリフトする場合も多々ありますが、この日のポイントだと浮いているストラクチャーを交わすという意味でも空中でのラインスラッグ操作がキモとなりました。

動画中でロッドを上に弾く動作をする時があるが、それは水面についたラインを浮かせるという意味と、浮いているペットボトル(ブイ?ストラクチャー?)を交わしているところのようだ。

他に使ってみたいシチュエーション

今回は河川明暗部でのドリフト釣法に活かしていましたが、somari 90を使ってみたい他のシチュエーションはありますか?

僕は今回のようにシャローの河川の特に明暗部でのドリフトの釣りでよく使用していますが、東京湾奥でメジャーなマイクロベイトパターンにも有効なんです。
マイクロベイトパターンで使用するときはクリアー系のカラーをチョイスすることが多いです。スローで巻いても沈みにくく、さらに泳いでくれるので、その特徴を活かし、マイクロベイトのような波動の弱いものを捕食しているシーバスにしっかりアプローチ出来るんです。

また、干潟のシャローなオープンエリアでも使ってみたいですね。デイでもナイトでも試してみたくて、デイであれば積極的に動かして使ってみるのも面白いのかなと。ナイトであれば河川のドリフト釣法のように、今までシンペンを投げてもボトムを擦ってしまうようなシャローなんだけど、魚がいるところにスローでアプローチするのに使ってみたいと思います。

somari 90

  • 全長 90mm
  • 重量 18g
  • タイプ スローシンキング
  • レンジ 5~40cm
  • アクション S字スラローム
  • フック #4
  • リング #3
  • 推奨エリア 河川・河口・干潟・港湾
  • 誕生日 2018年5月発売予定
TESTER

安田 ヒロキ やすだ ひろき

ホームは横浜から川崎までのエリアで、東京湾全域をメインフィールドにしている。港湾部や河川での釣りが多く、シーバス以外にもアジング、メバルといったライトゲームを得意とする。現在28歳、平成生まれの若手アングラー。

関連動画はこちら

【somariの使い方を徹底解説!】somaNUAL(ソマニュアル)川上靖雄 編

公式商品ページ

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