バイブレーションバイブルVol.1~夜の港湾部攻略編~

春夏秋冬、昼夜問わず様々なシチュエーションで活躍してくれるバイブレーション。読んですぐに使えるテクニックを、月替わりでimaテスターが紹介するのがこの企画。
レンジコントロールが付けやすく、どんなシチュエーションでも扱いやすいバイブレーション。その中でも夜にターゲットを置いた釣りを、若手頭脳派アングラーの安田さんが解説!

TESTER

安田 ヒロキ やすだ ひろき

ホームは横浜から川崎までのエリアで、東京湾全域をメインフィールドにしている。港湾部や河川での釣りが多く、シーバス以外にもアジング、メバルといったライトゲームを得意とする。現在27歳、平成生まれの若手アングラー。

FOCUS onkoume(コウメ)

ベイトライクなフォルムに軽快な巻き心地。シーバス対応モデルとしては60mm〜90mmの4サイズ、2ウエイトがラインナップされており、様々なシチュエーションで活躍してくれるバイブレーションだ。今回安田さんが選んだのはシリーズの中で最も使用頻度が高いkoume 70のノーマルウエイトモデル。

koume 70

  • 全長 70mm
  • 重量 13g
  • タイプ シンキング
  • レンジ 70~150cm
  • アクション バイブレーション
  • フック #7
  • リング オリジナル#3
  • 誕生日 2010/4/28

シチュエーション

河川の橋脚など定番の明暗ポイントで効く!

夜のバイブレーションというと橋脚をダイレクトに撃ったりするパターンが多いと思います。もちろん橋脚際も撃ちますが、橋脚明暗の内側ではなく外側のオープンなエリアを攻めたり、フォールで食わすパターンで釣っています。特に明暗にブレイクやボトムの障害物がある場所。そういった地形変化が絡んだ部分で食わせるので、明暗の際だけが重要ではなく、まるでシャローのデイゲーム感覚で使っています。そして、他のルアーを使っても反応がない場合でも釣果を出せる。それがkoumeを使った夜バイブパターンです。

使い方とアクション

3つの使い方で明暗部を根こそぎ攻略!

koumeを夜の明暗部で使う時、一投目からではなくkomomoやkosukeで反応がなければミノー、シンペンとローテーションしていきますが、それで魚が出なかった場合にバイブレーションへと移行します。そしてkoumeは以下の3つの使い方を試しています。

第1のアクションただ巻き

まずはただ巻きで上から徐々にレンジを落として探っていきます。デイゲームではバイブレーションの速巻きもありですが、夜の明暗ではkoumeの振動がやっと分かるくらいスローに巻いて反応を確かめていきます。

第2のアクションリフト&フォール

次に明暗の境い目をリフト&フォール。フォールは3秒と固定し、着水して速めにリフト、沈めてからリフト…というようにレンジを刻みながらのリフト&フォールをしていきます。特にブレイクの深い部分や、地形変化の周辺に絡めてフォールさせると効果的です。

第3のアクションフォールドリフト

最後は流れの上流側にある明暗の明るい部分へキャスト。着水して1回ロッドを煽り、大きくアピールさせてから巻かずにフォール。流れに乗ってフォール中にドリフトしながら暗い側へ入っていくフォールドリフトで食わせています。この釣りは特にkoumeが適していて、理由としてはフォールする時の姿勢がスパイラルしない事。実際のフォールはゆるやかにS字を描きながらフォールしていきますが、これが効きます。

明暗攻略の注意点

明暗の境い目は水中への入射角で変わる!

橋脚の明暗部にもタイプがあり、橋の内側にある車道に常夜灯があると水中へ当たる明かりが橋から離れています。この角度が水の中にも続いていて、水面にある明暗よりも斜めに境い目が入っています。その角度を考えて、明暗の境い目よりなるべく明るい側へ着水させていく必要があります。逆に橋の外側ギリギリに常夜灯があり、水面にほぼ垂直に差している明暗なら水中もまっすぐ下へ境い目が入っています。さらに角度だけじゃなく、流速によって速ければ境い目より遠く、遅ければ近く着水させます。また、水深でも変わってきて、シャローですぐボトムへ付くようならなるべく境い目の近く、ディープなら境い目より遠くへ着水させるのが釣果を出すコツです。

タイプとサイズ

基本はkoume 70を使い、フォールスピードと流速などで使い分ける

基本としているのはkoume 70で、理由はフォールスピードがゆっくりで、飛距離もある大きさだから一番扱う場面が多い。それより速めにフォールさせたければkoumeの80、90を使い、2m前後くらいのシャローならkoume 60。また、大規模河川で飛距離がもっと必要で、さらに流速が速いポイントでは70 heavyを使うことが多いですね。あとボトムで使う時は70 heavyと80 heavyを使用。koume 40はフックサイズも小さめなので、シーバスではなくライトゲームで使っています。

最終手段はボトムを転がす!

ここまでの使い方でも反応がなければ、ボトムの明暗をゴロゴロと転がしていきます。ある程度の水深で釣る場合、シンペンやミノーでは浮き上がってしまうのでボトムキープできずバイトに持ち込めないパターンもありますが、koumeを流れに乗せてゴロゴロ…これでしっかりボトムを這わせて口を使わせていきます。あくまで最終手段的な方法です!

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