バイブレーションバイブルVol.3 ~磯マル×鉄板バイブ編~

冬の日本海は北寄りの風が吹き荒れ、他のルアーでは対応できない状況でも鉄板バイブならキャスト可能。そして、カタクチイワシとシーバスの産卵期が重なった磯では、良型を手にできるチャンスが増加。これからのシーズンこそ「鉄板!」のバイブレーションテクニックを川本さんが解説!

TESTER

川本 斗既 かわもと ほしき

島根県在住。ホームである江の川や高津川のリバーゲームを得意とする。中海など山陰方面はもちろん、広島市内の河川にも詳しい。2015年に99cmのランカーをキャッチしており、“次こそはメーターシーバス!”と日々釣りを重ねている。

FOCUS onSCHNEIDER 28 & SCHNEIDER 13

鉄板バイブとして必要な機能を追求し、誰が投げても良く飛んで釣れるスタンダードさを極めたルアー。2つラインアイがあり、状況に応じて使い分ける事が可能。サイズは13gと28gがあり、川本さんはメインで28gを使用。サラシや流れの状況次第などで13gを使い分けている。

SCHNEIDER 28

  • 全長 73mm
  • 重量 28g
  • タイプ シンキング
  • アクション バイブレーション
  • フック #6
  • リング #3
  • 誕生日 2016/5/31

SCHNEIDER 13

  • 全長 55mm
  • 重量 13g
  • タイプ シンキング
  • アクション バイブレーション
  • フック #10
  • リング #2
  • 誕生日 2017/3/31

シチュエーション/日本海側は北の向かい風が吹いてくると鉄板が有利!

自分が釣りをしている島根県や山口県、鳥取県といった日本海側では、冬になると北寄りの風が強く吹いてきます。ほぼ向かい風の状況になりますので、同じ重量でもコンパクトな鉄板バイブは空気抵抗が少なくて良く飛ぶし、コントロールも付けやすくてポイントへ届かせやすくなってきます。また、この時期はカタクチイワシが北風で岸際へ寄せられ、さらにシーバスも産卵期で河川などから海へ降りてきます。この荒喰いシーズンとかぶるため磯では良い型が狙えるようになってきます。ちなみにサーフでは強風のため波が高く釣りにならない状況が多いので、どうしても磯マルがメインとなってきます。

ポイント/カレントが出来やすく、ベイトがたまるワンドの中央部から釣り始める

基本は北側面に口を開けているようなワンドがポイントになってきます。そうしたワンドにはベイトフィッシュが風で寄せられて来るので条件的に溜まりやすく、風が弱まったり、風向が南風や東風に変わっても抜けにくい地形的特徴があります。なので、そのベイトを捕食するためシーバスもワンドに入り、居付いている個体もいるのです。 そして、まず自分が釣りをするならワンド最奥部。その理由は、先にも触れましたがサーフと同じくワンドの最奥や中央に離岸流や払い出し(サラシ)のカレントが発生しやすいからです。その沖へ出る流れに頭を向けてベイトフィッシュやシーバスも集中しやすいので、そのカレントへルアーを通していきます。それから徐々に両端へ移動してワンドの両出口方面を探っていきます。ワンドの両端際にある岬は、潮通しが良く魚の活性も高いんですが風や波をもろに受けるパターンが多いので、強風時はなるべく風裏で釣りをするようにしてください。また、ナイトゲームでも釣れますが安全のために明るい時間帯がおすすめなのと、日中の方がサラシのブラインド効果が効くしカタクチイワシも浮いてくるので良く釣れます。 あと良く釣れるポイントとして、サラシや潮流の影響を受ける沈み根や、張り出たコブのような変化も見逃せないポイントの1つです。

アプローチと使い方/サラシの出ている場所でレンジを刻んで探る

狙う場所は波でサラシが起きている場所をメインに撃っていきます。もし風がそれほど吹いていないなら、ミノーなどを通していって上からレンジを刻んで探っていきます。そして、フォロー的に鉄板バイブのSCHNEIDER 28をサラシの下を引いてくる。もし、風が強くて他のルアーでは投げにくい場合はいきなりSCHNEIDER 28をキャスト。サラシ付近をカウント1〜2、3〜4、5〜6と表層付近からレンジを探っていきます。サラシの表層から下層へと刻んで探る事も重要ですが、サラシの左右両端や沖へと伸びる払い出しの切れ目付近も細かく刻んで探ります。あとSCHNEIDER 28のメリットとしてはシルエットを小さくできる点もあげられます。通常ですと大型ミノーなどを使いますが、サイズでスレてくる事もありますので、そういった場合にも効果的です。

サイズの使い分け/サラシや流れの強弱などで13gを使用

ベースとなるのはSCHNEIDER 28になりますが、サラシが薄い時や払い出しの流れが弱い時は、SCHNEIDER 28ではレンジが下がりすぎる場合もあります。そういった時はSCHNEIDER 13を使っていますし、表層引きの時にSCHENEIDER 28では速すぎる…という場合でも使っています。さらに、もっと寒くなっていくとベイトフィッシュがカタクチイワシからナミノハナへと変わっていきます。ナミノハナは極小ベイトなので、ベイトサイズに合わせるため13gを使う状況も増えていきます。

爆風時はウィンドドリフトで攻略!

風が強すぎたり横風などが吹いている状況で、さらに強い払い出しが風と同調している。そんな特定の状況下では、風と流れにSCHNEIDER 28を乗せていくウィンドドリフトパターンがあります。他のルアーではキャストも厳しい状況でも、SCHNEIDER 28なら強い流れにも負けない比重があるのでこのパターンに適しているんです。特に寒波が入って水温が下がったりするとシーバスの活性もダウン。すると必然的にフィーディングレンジも下がってきますので、そんな状況が重なると巻かずに流すウィンドドリフトで良く釣れます。実際に今シーズン自分でも89cmを釣ったのがこのパターンになります。具体的にお話しますと、前日に雪が降って波高が3m、横殴りの爆風で払い出しも同調。その流れにSCHNEIDER 28を乗せてラインスラックを巻くだけ。ドリフトさせながらレンジを下げていったら食ってきました。鉄板バイブのドリフトというとどうしても根がかりするイメージはありますが、ラインが風と流れに引っ張られてテンションが強いため、思った以上に沈みません。ただ、目安的にシャローでも3m、ドリフトなら5〜6mの水深はあった方が釣りやすいかもしれません。既にこのパターンで釣れ始めていますので、これからの日本海側では鉄板バイブを是非お持ちください!

公式商品ページ

 

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