●このロッドが生まれたきっかけ。
●プロのインプレッションからみる「shibumi」の特徴。
- 特徴①「しなやかさと強さのバランス」。
- 特徴②「セミダブルハンド」。
●シリーズの使い分け。
●スペック。
●関連動画。
このロッドが生ま れたきっかけ。
-世の中にないなら自分で作るしかない。
僕が渓流で多用するフリップキャスト。このフリップキャストがしやすい竿が世の中になかったので、僕専用の竿として、個人的に作りはじめたのがきっかけです。そのうち「いい道具」をみなさんに使ってもらいたいという思いが湧いてきて。imaから発売することになりました。
プロのインプレッションからみる「shibumi」の特徴。
特徴①「しなやかさと強さのバランス」。
-アキュラシー性としなり、反発力。
まず調子はレギュラーテーパー。リリースポイントが広いことが大事。そして低入力でしっかりとしなってほしい。プラグをしっかりと背負って曲がる、それでいて、しっかり射出できる復元力、反発力。その絶妙なバランスを求めました。ただ強いだけでない、ただ柔らかいだけでない。かなり試作を繰り返して満足のいくものが出来上がりました。

特徴②「セミダブルハンド」。
-ブレーキをかける長めのリアグリップ。
フリップキャストをするときに、僕は竿を下に振り下げて、グリップエンドを腕に当ててるんですね。これにより急ブレーキがかかり竿をしならせる。当てるのに丁度いい長さのグリップがほしかったんです。フリップキャストを成功するうえでは、いかに下に振り下げられるかっていうのが肝になってくるので、この長さがすごく重要ですね。

シリーズの使い分け。
-601LSと508LS
少し長いように思われるかもしれませんが、実はリアグリップを入れての全長ですので、リールシートからティップの長さが実用ストロークです。僕がメインで使うのは6ft1inですね。本渓流と川幅の広い渓流までカバーしていける竿だと思います。そんななかでもより狭いところ、より軽いルアーを使うなら5ft8inの出番がきますね。
shibumiのスペック。


[length]6'1'' [lineMAX]PE0.8G [lureMAX]8g [price]¥79,200-(tax inc.) [release]2025/5/30


[length]5'8'' [lineMAX]PE0.8G [lureMAX]6g [price]¥78,100-(tax inc.) [release]2025/5/30
※こちらの商品は公式オンラインストア限定販売です。
関連動画。
5月下旬公開予定です!

ima PRO STAFF - 辺見哲也(へんみ てつや)
言わずと知れた日本の
ルアーフィッシングシーンを
代表するプロアングラー。
シーバス、トラウトを中心に
卓越した技術、知識、豊富な経験で
世界の釣りを楽しむ「ミスタープラグ」。
遊びの達人です。