Qoop 45 インプレッション。

Qoop45が活躍するのは具体的にどういったシチュエーションなのか

▶︎このルアーは、具体的にどの様な状況で効果を発揮するのでしょうか？

imaテスター川本斗既さん（以下川本）：港湾であれば、常夜灯周りといった定番ポイントや、港の出入口付近の潮通しのいい場所など、潮が止まる場所や反転流が出来て、アミやナミノハナといったマイクロベイトが溜まりやすい場所です。また、磯であればホンダワラなどといった海藻周辺。藻の切れ間はもちろんですが、通常のシンペンやミノーでは引くことが不可能な藻の上でも威力を発揮します。

インプレッション

▶︎実際に使用してみてその印象はどうでしょうか？

川本：ポッピングからのステイ。これが基本のアクションとなりそうです。ベイトの種類に合わせて、ポッピングの速さと強さ、ステイの時間を変えるようにすると良いですね。
また、内部にはグローボールが内臓されているので、常夜灯が絡まない磯場でもある程度視認できるようになっているので、あらゆるシチュエーションで是非使ってもらいたいですね。

Qoop45の使い方

▶︎このルアーを使うにあたって、注意することはありますか？

川本：インプレッションでも触れましたが、ベイトの種類に合わせてアクションを変化させることです。
アミを捕食している場合は、軽く竿先を下げる程度の柔らかいポッピングからおよそ3秒程度のステイ。
魚系のベイトを捕食している場合は、ポッピングの後のステイの時間を1秒程度もしくは連続ドッグウォークからのステイが有効なことが多いです。

ポッピングする場合、基本は優しいピチャとかポコッといった『ポップ音』が出るよう動きをコントロールしてください。これを意識することにより、ポップ音とラトル音の2つのサウンドを放ち、Qoop 45魅惑の音完成です。

他のメバルルアーとの使い分け

▶︎imaからは多くのメバル用ルアーが出ていますが、他との使い分けを教えてください。

川本：メバル用ルアーとしてはima初となるトップウォータープラグ。
個人的にメバルを釣る際に最も重要だと考えているのがレンジです。今そこに居るであろうメバルがどの深さに居るのか？そのメバルが居るレンジよりいかにルアーを上でキープできるか？^※が重要になります。
ある程度深い水深ならともかく、ライズしているような状況でそれより上となると・・・水面しかないですよね。
Qoop 45のように、メバルの捕食音に近いようなポップ音が出せるルアーは、他のメバルのライズを誘発させるなんてことが多々あります。
そのポイントのベイトが分からない、メバルの有無が分からないといった場合はまずQoop 45でサーチしてみてください。

※メバルは夜になると、中層〜表層に浮かびながら、上を通るエサを捕食する習性がある為。