WHAT'S adelie

imaから新しく誕生した「adelie」。IMAGの新製品情報でも簡単にご紹介しましたが、今回はさらに詳しくご紹介していきます!開発者へのインタビューから基本的な使い方、実際のキャスト検証まで、気になる情報をチェックしてみてください!

 

目次

WHAT'S adelie?
 - コンセプト。
 - ブレードルアーの弱点を克服。〜開発者インタビュー〜
 - ブレードの色が違うワケ。
HOW TO USE adelie。
 - 基本的な使い方。
 - 2タイプの使い分け。
番外編
 - adelieってどれくらい飛ぶの?




 

WHAT'S adelie?
6月10日にimaから発売された「adelie」。そのペンギンのような愛くるしい見た目とは裏腹に緻密に設計されているというadelieは一体どのようなルアーなのでしょうか?

 

◼︎コンセプト。

日中のライトゲームといえば、光量を味方にしたブレード系ルアーがメインとなりますが、ブレード系ルアーには弱点があります。それは「ブレードへのバイトをフッキングにつなげにくい」「絡まりやすい」ということ。そんな弱点を払拭すべく、adelieが開発されたのです。

point

弱点を克服し、ストレスフリーな使い心地を目指して開発!

 

 

◼︎ブレードルアーの弱点を克服。〜開発者インタビュー〜
ではブレード系ルアーの弱点をどのような方法で克服したのか、その秘密をadelieの生みの親でもあるima開発部の酉抜さんに話を聞いてみました。

IMAG編集部(以下、編集部)「酉抜さん、こんにちは。adelieは一体どうやってブレード系ルアーの弱点を克服したのですか?」

ima開発部酉抜(以下、酉抜)「こんにちは。【絡まりやすい】を克服した点ですが、まず挙げられるのが、ブレード位置です。一般的なスピンテールは飛行中に、ブレードの抵抗でフックとラインが近づき、絡まることがあります。adelieはスピナーベイトのような形状にすることによりスピンテールの最大の難点でもある飛行中の絡みを最大限に減少させました。また、ブレードとフック同士の干渉をなくした絶妙なバランスも一役買っています。
次に【フッキング】ですが、これは絡みにくいという点の説明でもありましたが、スピナーベイト形状にしたことです。この形状によってブレードはリーリングやフォール時でもフックより前方にあり、ブレードにバイトしてもフッキングするシステムになっています。」

編集部「全体をスピナーベイト形状にしたことがキモなんですね。ちなみに完成までに一番苦労したところってどのあたりですか?」

酉抜「そうですね…色々ありましたが、一番はブレードのレスポンスだと思います。とにかくきれいに回るようにしつつ、フックに干渉しないように…とブレードの形状にはとことんこだわりました。」

編集部「流線型のブレードではなくオリジナルの丸型を使用するなど確かにこだわりが垣間見えます!では最後にユーザーの皆さんにひとことお願いします。」

酉抜「adelieはメバルはもちろん、小型回遊魚や根魚まで多魚種狙えることができ、デイ〜ナイトまでずっと使い続けられるルアーです。ぜひ使ってみてください!」

編集部「酉抜さん、ありがとうございました!」

adelieの性能まとめ。

糸絡みしにくい
- オリジナルボディ形状にすることにより、飛行中の糸絡みを解消

- フックとブレードの絶妙な距離感が、さまざまな状況での糸絡みを解消

ブレードへのバイトをフッキングにつなげる
- ブレードをフックよりも前方に配置し、フッキングしやすく

 

 

◼︎ブレードの色が違うワケ。
実はカラーによってゴールドとシルバーの2つのブレードを使い分けているadelie。ボディの色とも合うように細かく分けてあります。シルバーはどんな状況でも使えるようにオールマイティタイプ、ゴールドは濁り潮やとにかく目立たせたい時におすすめです。


おすすめのブレードでの使い分け。

シルバー ▶︎ どんな状況にも対応。オールマイティーカラー
ゴールド ▶︎ 曇天や濁り潮など、目立たせたい時に

 

 






HOW TO USE adelie。
adelieには2タイプのウェイトがあり、それぞれシチュエーションによって使い分けることができます。操作もカンタンなのでここで身につけておきましょう!

 

◼︎基本的な使い方。

adelieは基本ただ巻きでOK!

▲ただ巻き中のadelieを後ろからみた水中映像。

 

ブレードが綺麗に回るので、ただ巻きでも十分アピールできます!

▲ただ巻き中のadelieを横からみた水中映像。

 

絡みにくいのでボトムまで沈めてアクションを加えても面白いですよ!

▲アクションを加えた際のadelieを後ろからみた水中映像。

 

 

◼︎2タイプの使い分け。

4gと8gの2ウェイト展開のadelie。シチュエーションごとに使い分けすることが出来ます。それぞれの特徴を理解し、よく出かけるポイントにはどちらがマッチしているかCHECK!!

 

4gの特徴
ひと口サイズに加え、#16フックを搭載することで、アジや小型回遊魚などの口の小さい対象魚にも対応可能




こんなシチュエーションに!
☑︎水深の浅い港湾部で ☑︎表層〜中層レンジを狙いたい ☑︎壁きわを自然に落とし込みたい ☑︎ジグよりスローにリトリーブしたい



 

8gの特徴
遠投が効き、より広範囲を攻めることが可能!#12フック搭載だから、ハタやソイなどの大型根魚にも難なく対応。



こんなシチュエーションに!
☑︎磯やゴロタ、水深のあるエリア ☑︎中層〜ボトムレンジを狙いたいとき ☑︎ナブラや遠浅エリアの沖のブレイクを攻めたい ☑︎流れの速いエリアで沈めたい

 







- 番外編 -

◼︎どのくらい飛ぶの?

「広範囲を探れるルアー」を謳っているadelieですが、その飛距離は一体どれほどの実力なのでしょうか?実際にIMAG編集部が投げて、その飛距離を数値化してみました。



測定結果(参考値)

adelie 4g ▶︎ 31.4m adelie 8g ▶︎ 45.7m

当日は風速7m/sの横風にも関わらず、結果は小型メタルジグに匹敵する飛距離。ワームや小型プラグでは釣りが厳しい状況でもadelieなら打破してくれそうです!

 

 

この夏はadelieで決まり!ライトゲームタックルとadelieひとつで夏の海に出かけましょう。なにを釣るかは海に行ってから決めるというのもなかなか面白そうですね!

 

 

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