Do You Know? vol.13 〜 川本斗既 × kosuke 110F〜

特徴的なリップと優秀な遠投性能で発売以降、全国のフィールドで活躍しているkosuke 110F。このルアーの出しどころや使い方、シリーズの使い分けを、島根のimaテスター・川本斗既さんにうかがった。

上:kosuke 110F/レッドヘッドパールOB 下:kosuke 110F/ボラ

FOCUS onkosuke 110F

imaの代名詞とも言えるkomomoとsasukeの中間を埋めるフラッグシップモデルとして誕生したkosuke。オリジナルのフットボール型リップにより、デッドスローからミディアムスピードではローリングアクション、ハイスピードでは水面を割ることなくウォブンロールで泳ぐ可変アクションに。リトリーブスピードに変化をつけることで、アングラーの意のままに操れる新しい基軸のミノーである。

kosuke 110F

  • 全長 110mm
  • 重量 17g
  • タイプ フローティング
  • レンジ 40〜80cm
  • アクション ローリング
  • フック #4
  • リング #3
  • 誕生日 2016/9/15

[1]Do You Know?kosuke110F?

ヒットルアー:kosuke 110F

暴れすぎないナチュラルなアクションが落ちアユパターンにマッチ

川本さんの思う、kosuke 110Fの良さというのはどんなところですか?

川本:まず、アクションがロール主体でナチュラルなこと。なので、ある程度釣りきった後でも魚を出すことができるフォローベイトとしても優秀です。とくに、ドリフトで釣ることが多い河川内での釣りにおいてこの特徴は大きなメリットです。

アユにつき始めたシーバスはアピールの大きいルアーが効く場合も多いものの、シーズン後期になってくると、弱って流させてくるアユ(落ちアユ)を意識したシーバスは、変にルアー暴れさせすぎるとどうしても見切ってしまうんです。バイトしてきてもショートバイトでちゃんとフッキングしなかったりします。ダウンクロスに入ってもナチュラルなロールアクションを維持してくれるので、フォローの釣りや後期の落ちアユの釣りには役に立っています。あとは、飛距離が安定して飛んでくれる点。リップが大きくないので、どんな状況でも安定した飛距離が出るのも大きな特徴ですね。

[2]どーゆーの?kosuke110F?

kosuke 110F/レッドヘッドパールOB

kosuke 110Fはいろいろなベイトフィッシュに対応する絶妙なサイズ感

kosuke 110Fが一番活躍する時期はいつ頃になりますか?

川本:一年中使うシチュエーションはありますが、特にこれからの時期は外せません。kosuke 110Fは発売以降ずっと使っていて、ローテーションに組み込んで常備しているルアー。これから大型が狙える時期で、アユ、イナッコ、サヨリ、コノシロなどのベイトフィッシュが大型化してきて、それに伴って釣れるシーバスも大きくなってきます。自分の釣りも河川の中流・上流あたりから、徐々に河口域へとエリアをシフトしていきますね。

kosuke 110Fに関しては、シーバスルアーとしてスタンダードなサイズ感。年間を通して一番使いやすいモデルです。5~6月の若アユを捕食している清流域や、イナッコなどにベストなサイズですね。使い方によってはサヨリを意識したときにも活躍しますよ。一年中、常にボックスの中に入っているルアーです。意識する水深は40〜50cmレンジ。komomo SF-125を通した後に、その一段下を通すときに、そのフォローとして使うことが多いですね。

意識する水深は40〜50cmレンジ。komomo SF-125を通した後に、その一段下を通すときに、そのフォローとして使うことが多いですね。

[3]kosuke 110Fの使い方

ヒットルアー:kosuke 110F/コットンキャンディー

変化のある場所でゆっくり巻くだけでしっかり釣れる

kosuke 110Fはどのように使ったらいいのでしょうか?

川本:リップの形状が楕円になっていて、ゆっくり巻いても水の抵抗を受けやすいのが特徴。なので、ルアーの抵抗を感じられるスピードで、あとはいろいろなところで巻いてもらえれば、それで充分釣れると思いますよ。巻きスピードはミディアムくらい。流れやリールのギア比でいろいろ変わってはきますが1秒1回転くらいを意識して使っています。

川本:闇雲に投げるだけではやはりダメですので、ベイトの雰囲気のある場所の周囲、潮目が出ている場所、リップにかかる抵抗が強くなるところ。何かしら、視覚的なり、感覚的なり、変化のある場所。確率で言えば先に書いたような変化が複合的に重なってくる部分は、シーバスが釣れる確率も上がってくると思います。

[4]ダウンサイズモデル、kosuke 85F

kosuke 85F/メタルライムチャート

kosuke 85F

  • 全長 85mm
  • 重量 11.5g
  • タイプ フローティング
  • レンジ 30〜70cm
  • アクション ローリング
  • フック #4
  • リング #3
  • 誕生日 2017/4/20

食いが悪くなったときに投入すると答えが返ってくるタフコン時の切り札

kosuke 85Fはどのような出しどころがあるのでしょうか?

川本:稚アユやイナッコよりもさらに小さいハク、港湾部のベイトサイズが大きくない場所で使うことが多いです。以前、11月くらいに120mmサイズのルアーをいろいろ通した後に、kosuke 85Fを通して一発で食ったということもあります。なので、秋だから大きいルアーだけじゃなくて、このサイズもボックスに忍ばせておくといいですよ。一年中、タフコンディションの時は有効です。いろいろローテーションした後に、最後に入れてみると効果的ですよ。

10〜12cmのベイトを食べている時、120mmのルアーを使ってシーバスを釣っていくと、120mmというサイズ感や、ルアーのアクションがどうしても見切られてくる。ここでサイズを下げたりアクションを抑えてやると、口を使ってくれることもある。意識するレンジはkosuke 110Fと同じ。釣れた層をサイズ・アクションを下げて探り直すというイメージです。

[5]ランカーシーズンにうってつけのビッグベイトkosuke 170F

kosuke 170F/ブラック&ブラック

kosuke 170F

  • 全長 170mm
  • 重量 39g
  • タイプ フローティング
  • レンジ 30〜80cm
  • アクション ローリング
  • フック #4
  • リング #3
  • 誕生日 2018/10

落ちアユの流す釣りではこのサイズ感がちょうどいい、ランカー率も自然と上昇

全長170mmのビッグサイズ、kosuke 170Fはどのように使うのでしょう?

川本:これは秋からのランカーシーズンにガンガン使っていって欲しいルアーですね。メインになるのは落ちアユで、あとは大型のイナッコ、コノシロなど、大型のベイトが入ってくるようなタイミングですね。基本的な性能はkosuke 110Fを受け継いでいて、ダウンクロスに入っても極端に暴れすぎない。なので、瀬の中にアユが固まっているときに使いやすいです。瀬は流れが速いのですが、このルアーは流れの強いところに入っても暴れすぎないのがいいですね。ダウンクロスから引き上げながら巻いてこれるのも大きな特徴です。瀬戸内のコノシロのパターンでは、干満差が大きく、大潮の下げではかなり流速が出るのですが、そういった場所でもルアーが暴れすぎないでアクションしてくれるのはかなり使いやすいです。

コノシロパターンでは、komomo SF-145、sasuke 130 剛力、sasuke 140 裂波など、ウォブリングなどの強いルアーで探っていって、そのあとに投入するという使い方が多いですね。

170mmとなれば大型ルアーとなりますが、こういったビッグベイトを使うメリットとは?

川本:流す釣りであればルアーのサイズは大きいほうが目立っていい。アクションさせる場合は、小さいルアーでも波動を大きくすることでアピール度は増えていくんですが、動かさず見せるだけであればルアーサイズは大きくても問題ありません。

コノシロパターンの場合はアクションの大きいルアーから入ってアピールを下げていくのですが、落ちアユなどの流れてくるものを捕食しているような状況では、いきなり大きなルアーを投入していきます。ローテーションの仕方はベイトの種類によって変えていきます。でもまぁ、これからの季節は、基本的には大型のルアーのほうがよりシーバスに好まれる状況にはなってきますね。

以前から大きなルアーの要望はありました。ランカーシーズンのシーバスが吐くのは、コノシロにしてもボラにしても30cmくらいのが多い。となると、145mmのルアーでも単純に半分のサイズしかないんですよね。180mmとか、200mmとかでも、この時期は大げさじゃありません。大きいルアーを投げれば、50〜60cmサイズは混じりますが、それでもランカーの確率は上がってきます。80cmクラスになれば、大型のルアーでもすっぽり入ってしまいますからね。

[6]まとめ

ヒットルアー:kosuke 110F/グリーンゴールド

わずかな潮流の変化を感じとれる フットボール型オリジナルリップ、安定した遠投性能。komomoシリーズとsasukeシリーズの中間を埋める絶妙な使用感のkosukeは、全国のあらゆる状況に活躍の場があるはずだ。一年中活躍の場があるkosuke 85Fとkosuke 110F、そしてこれからの時期に使いたいkosuke 170Fは、ぜひボックスに仲間入りさせておきたい。

TESTER

川本 斗既 かわもと ほしき

島根県在住。リバーシーバスをメインに、サーフや磯場にも足を運ぶ。なかでも河川中流域での落ちアユパターンを得意とし、毎年多くのランカーをキャッチしている。2015年に99cmのランカーをキャッチ、次の目標はもちろんメーターオーバーだ。

公式商品ページ

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